「詩の力」を使うことが出来る、謳うだけで大地を揺らし、火を飛ばし、人を癒すことが出来る種族。詩を謳ったときに火の玉が出たり、その詩によって人々を回復できるのは、レーヴァテイルのみである。そんな超常的な力を持つレーヴァテイルだが、唯一の致命的な弱点として、短命であることが挙げられる。通常、何もしない場合、長くて20年程度しか生きられない。人間と同じくらい長生きをするためには「延命剤」というものを定期的に投与する必要がある。現在その延命剤を作る技術があるのは「天覇」という企業と「エル・エレミア教会」のみである。この二つの組織のいずれかに属していれば無償で延命剤がもらえるため、レーヴァテイルはどちらかに属することが多い。また、それ故に弱みを握られ、人々にいいように扱われることもしばしばある。また、レーヴァテイルにはインストールポイントという部分が存在し、そこからグラスノ結晶を取り込むこと(インストール)が可能だ。それによって詩魔法の効果が急激に増大する。しかし、結構な苦痛を強いることになるため、本来は本当に信頼できる相手でなければインストールは行わないのが常識である。現在ではレーヴァテイルと人間との間でパワーバランスが崩れているため、レーヴァテイルがなし崩し的に人間に利用されている。