E.P.C.S.R.

トークマター・スキット

シリーズナンバリング

各ヒロイン

アヤタネエンド

ライナー、夕飯ができたよ。冷める前に召し上がれ。

ああ、今日も豪華だな!!いただきまーす。

あはは、そんなに慌てなくても誰もとらないって。
ほら、口の横にご飯粒ついちゃってるよ、とってあげるから動かないで。

っと、悪いなアヤタネ。

気にしないで。こういうちょっと子供っぽいところも、ライナーの魅力の一つなんだし。

よ、よせよ、照れるだろ。

……でもライナー、本当に後悔してない?オリカやミシャ、シュレリア様じゃなくて僕を選んだことを。

おいおい、何言い出すんだよ突然?

だって、僕は男だし……いや、人間でもないんだよ?そんな僕を選ぶなんて……

……正直言うとさ、俺も最初は気にしたよ。アヤタネが男なことも、人間じゃないってこともさ。

だ、だったら!!

けど、どれだけ考えても最後はこの答えに行き着くんだ……アヤタネのことが好きだ、って。

ライナー……

ほら、来いよ……

ら、ライナー!?そんな……食事中に抱きしめるのは、お行儀が悪いよ。

でも、アヤタネが泣きそうな顔してたから……大丈夫、何も心配はいらないよ、アヤタネ。
俺は死ぬまでずっとおまえを愛してるから……だから泣かないでくれよ、な?

……ありがとう、僕も……ライナーのこと、好きだよ。これからもずっと、僕と一緒にいてね。

だーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

か、勘弁してくれよもう…………

だいたい、お前達どん引きだっただろ今!

でも、お前達の投票結果で決まったんだぜ?

まあまあ、ライナー落ち着いて。

確かにちょっと危険な香りがするけど、僕はそれなりに楽しめたよ。

あ、アヤタネ……マジ顔で言うなよ……

もちろん冗談だよ。みんな、楽しんでくれたかな?

まったく……ま、楽しんでくれたならいいや。それじゃ、次はクロアの番だな。

シンシアエンド

愛~♪愛をぎゅぎゅ~っと~♪クーくんとの愛を~♪

お、おいシンシア、店先でその歌をうたうのやめてくれよ。

みんな!クーくんとの愛を認めてくれてありがとう!!
私、イッパイラブラブするからね!

……

それにしても、どうして歌っちゃダメなの?今までずっと歌ってきたんだからいいじゃん。

最後の『俺との愛』って部分、前は無かっただろ?

前のは一番だからね。これは新しくできた二番の歌詞だよ。

一番はクーくんへの片思いの気持ちを歌ってて、二番はそれが叶ってクーくんと結ばれたことに幸せを感じてる様子を歌ってるんだよ!

いや、まあ幸せを感じてるのは俺も一緒だけど、だからって店先でそういう歌は……

く、クーくんだってサラっと恥ずかしいこと言ってるじゃん!!もーっ、言ってることとやってることが違い過ぎるよ。

そ、そうか?

そうだよ!!まあ、そんなクーくんにも愛を感じずにはいられないんだけどね。

だから、店先なんだから落ち着けって。ほら、みんな見てるからくっつくなって。

見せびらかしてるんだよ。あ、クーくん顔真っ赤!!きゃーっ、クーくん可愛いー!!

お、おまえな……

えへへ……さてと、クーくんの愛も充填できたことだし、そろそろ仕事に……

……いや、まだダメだ。

え?わわっ!!ちょ、ちょっとクーくん!?

ん、どうかしたのかシンシア?

み、店先でお姫様抱っこなんて……ほ、ほら、みんな見てるからおろしてよ!!

見せびらかしたいんじゃなかったのか?

そ、それはそうだけど、でも……

おっ、顔が真っ赤じゃないか……やっぱり、シンシアは笑ってる時と照れてる時が一番可愛いな。

わーわーわーっ!も、もーっ、こんなに恥ずかしがらせるなんて酷過ぎるよ!!

そうやって怒ってる時のシンシアにも、愛を感じずにはいられないな。

も、もぉ……愛を感じるじゃなくて、愛してる、って言ってよぅ……

ん…そ、そうだな……

あ……あいしているよ?

はぁ…はぁ……

クロア!お前も遂に「愛してる」って言う羽目になったなぁ!

う、うるさい!!

結構恥ずかしいモンだろ?

それじゃ、クーくん、行こうか。

行くって、どこへ?

もう!決まってるじゃない。新婚旅行だよ。

ちょ、ちょっと待て!!もうこのイベントは終わったんだろ!?

もう、照れちゃって。恥ずかしがり屋さんなんだからー!
それじゃ皆さん、クーくんを連れてっちゃうけど、ごめんなさいね。
ちょっとの間だけ、借りちゃうね!

お、おい、勝手に……うわああっ!!

い、いってらっしゃい……
すごいパワフルな子だな…。

感心してる場合じゃないよ?次はアオトなんだから。

あ、ああ…そうだったな……よしっ、気合入れるか!

アカネちゃんに変なことしたら、また飛び蹴りだからね!