◇第20回目!◇
こんにちは、土屋です。いよいよ夏も近づいてきましたね。最近の長野は1日ごとに気温が夏になったり冬になったりと激しく、風邪を引きそうです…。
さて、ほたる横丁町民会報「ゲームでは語られることのない、設定思惑裏の裏!」第6回目です。今回は「PHASE.2アンケの結果レポートVol.2」をお送りします。内容は、グラスメルクとお薦め度の2点。今回もまた、興味深い結果が出てきました。
▼グラスメルクについての御意見
PHASE1アンケート(壁紙がもらえる方)で、グラスメルクの評価がとても高く、アンケート項目「もし次回作があれば入れて欲しいシステム」でも大変高い値で採用希望がありました。そこで、「一口にグラスメルクと言っても、何が面白かったのか?」を伺ってみようと思い、そしてこのアンケート項目が出来ました。結果は、といえば…ある意味分かりやすい形でまとまっていた様に思います。
以下の事について、90%程の方が「良かった」と記入していました。
- 調合後のヒロインとの会話
- ネーミングセンス
この中で、もう少し細かく見てみますと、
- 調合後のヒロインとの会話
- >キャラごとに性格が出ていて楽しい
- >今では一般化しつつある調合システムに新鮮な感覚
- ネーミングセンス
- >各ヒロインで特徴的な名前が良かった
- >オリカのネーミングセンスが笑えた
逆に、不満に思う方の御意見も、以下のようなものがありました。
- 調合の幅が狭い、奥が浅い
- >品質によってアイテムや効力が変化すれば…
- >レシピが無くても合成できたら良かった
- 後で名前が変えられない
グラスメルクというシステムは、アトリエシリーズ伝統の「錬金術調合」をベースに、如何に「アルトネリコ」らしさを出すか、という部分に焦点を当てたシステムです。
私は過去作では、リリーのアトリエとイリスのアトリエ1の調合システムを担当させていただいておりました。
その時の皆さんからの反応をベースに、何を引き立て、何を簡略化したらいいのか…を検討した結果として、今回のグラスメルクが生まれています。
方向性の結論としては
- 調合が初めての人でも、手軽に調合できること
- 調合する度に毎回新鮮な驚きがあること
リリーの調合システムは、アイテムの差し替えで違うアイテムが生まれる、という「ラフ調合」を採用しています。奥は深いのですが、非常に調合難易度を高める傾向にあり、初めての人には取っ付きにくかったようです。その為、アルトネリコでは「ラフ調合」は不採用としました。
逆に、イリス1で好評だった「リザルトイベント」を更に奥深くしてみてはどうか、という形で制作を進行しました。アルトネリコは「調合がメイン」のゲームではありません。ただ、だからといって手を抜いて良い訳ではなく、それなら「マジで面白いお遊びシステム」を本気で作ろう、という事で現在の形になっています。
アトリエの続編としてのグランファンタズムは、今作でもラフ調合の進化系が採用されていますし、調合そのものを楽しめるゲームとなっています。こういった形で「調合の何を楽しむか」を、同じ会社の作品であっても作品性をベースに選択していくことで、更に楽しいものを作っていけるのではないか、と考えています。
| 薦められる | 499 | |
| 薦められない | 102 |
開発した者としては、とても嬉しい結果となりました。本当に沢山のご支援ありがとうございます。実際の意見を見ますと、条件付きの方が多いのが特徴的でもあります。
一番多かったのが「アニメ的な絵、ギャルゲーっぽいのが好きな人にオススメ」という意見でした。逆に、「音楽」に関しては誰にでも自信をもってお薦めできる、という方も多く、音楽がお薦めの理由になっている方は多数いらっしゃいました。人に薦められる、薦められない、というのは、自分が「薦めたい」という気持ちと「(薦める相手に)満足してもらえるかな?」という不安が入り交じるものです。グラフは、純粋に薦められる作品であるという評価を頂いたもので、記入された御意見からは、このゲームの指向性が相当に強い印象を受けたように感じ取れます。
長くなってしまいましたが、今回は上記2点について紹介させていただきました。
さて次回ですが、第7回目は今回の続き「PHASE.2アンケの結果レポートVol.3」をお届けします。アンケート結果レポートは、恐らく次回で最後になると思います。さてさて、どのような集計結果が得られるか、楽しみです!
それでは、また!