◇第8回目!◇
ども、土屋です。
いよいよ今年最後の会報となりました。今年も残すところあと4日程度!?いやはや、早かったです。去年の今も今年の今も、私の周りはアルトネリコ一色です。本当にあの日から365日経ったのか思うほどに、ビックリするくらいあっという間に過ぎていきました。夢中でゲームを作っていると、1年なんて本当にすぐですね…。
さて、歌い手さんの事について語るのも今回が最後。今回お届けするのは、石橋優子さんです。
石橋優子さんは、他の3名とはその出逢いの形が少し違います。他の3名は私自身が歩き回って出逢った方達ですが、石橋さんはいつもお世話になっているスタジオさんの紹介で知り合うことになったのです。
それは熱い夏の日の事でした。「すごい歌い手さんがいる、まずは土屋さんに紹介したい!」と言われ、デモMDを聴かせていただいたのです。その歌声を聴き、一瞬で思いました。ああ、この人は歌うために生まれてきた人だ…と。それ程までに彼女の歌声は綺麗で…ピンと張りのある、揺らがず、それでいて心地よい揺らぎを持っていたのです。これだよ!これ!これが「歌」ですよ!
…そんなこんなで興奮しまくり、是非歌ってくださいとお願いしたのです。そこには寸分の迷いもなかったのでした。
今回の物語は「詩が力」である世界であり、そのイメージモデルとして、多重コーラスを多用した民族音楽的「謳」で統一させていただいております。しかし、石橋さんが今回のゲームで歌っている詩は、他の3名の歌とは一線を画しています。他の3名の詩が「謳う」のに対し、石橋さんの詩は「歌う」詩です。それは、天上の音楽に対する人々の音楽、そして「詩の持つ本当の力」というものを物語の中で表現したかったからです。その為、企画発足当初から、「アカペラで人のこころを打てる歌い手」を探していたのです。しかし、アカペラとなると本当に100点満点の方なんて、一生に何名会えるか…というくらい。もちろん、歌唱力という意味では上手な方は沢山いらっしゃいます。しかし「アカペラ」で本当にピシッと一本線が通った、安心して聴いていられる揺るぎない、そして心を貫いていく歌を歌える人が欲しかった。正直夢物語でした。企画当初は、そんな人は現れない、ゼイタクだ(そりゃ超有名アーティストにお願いできれば、何名か候補はいますが)と思っていました。しかし、石橋さんは現れました。
彼女のお陰で、今回のお話のテーマの1つである「歌の持つ本当の力」を、物語の中に表現することが出来たのです。
ゲーム中では2曲、彼女の歌を聴くことが出来ます。両方とも、彼女の声をとにかく大事にした曲達です。というか、伴奏全部取ってしまっても十分に貴方のこころを揺らし続ける歌声です。CDではヒュムノスコンサート蒼(2006年1月25日発売)に収録されていますので、是非聴いてみてくださいね。
…と、何故いつものソロアルバム紹介をしないのかと言いますと、彼女は個人アルバムを持っていないからです。しかし、先日素敵な曲を1曲聴かせていただきました。今回のアルトネリコで「多重コーラス」や「民族音楽」、その歌い手さんに期待している方は絶対好きになると思われる楽曲でした(現に私は骨抜きになりました)。石橋さんは、アルトネリコでは民族調の曲は歌っていませんが、この1曲は激しく「民族調多重コーラス」です。その楽曲の入ったCDがこれ。是非聴いてみてくださいね!
さて、いよいよ来年からは、皆さんも興味津々と思われるゲームシステムについてお話ししていきます。今年もいよいよお終いですね。皆さんにとって今年はどんな年でしたか?来年はアルトネリコから始まる年です。始まりに、皆さんに来年分の元気をドドンとお届けできるソフトであることを願ってやみません。
それではみなさん、良いお年を!