◇世界紀行【第2回】第二塔創世記・後編◇
こんにちは、土屋です。五祝儀が間に挟まるだけで、随分としばらくぶりな気がします。それだけ毎日がめまぐるしいという事もあるかもしれません。季節はいよいよ秋になってきましたね。長野では朝は半袖では無理です。大変寒いです。でも昼はとても暑いです。
さて、第二塔創世記の後編としまして、今回はソル・マルタやインフェル・ピラを中心としたお話をしたいと思います。ソル・マルタ、インフェル・ピラ共に、塔のデザインを開始するよりも前に設定はありました。ただ、形は殆ど決まっておらず(特にソル・マルタは普通のソーラーパネルを持つ人工衛星をイメージしていたくらいでした)、大元のデザイン案からデザイナーの松本氏にお願いしています。
まずインフェル・ピラですが、こちらは当初考えていたものと殆どイメージ的に同じものになっています。インフェル・ピラの一部が壊れている、という設定も初期から存在していました。そして打ち合わせの時に「何故壊れているのか」という話になったこともありました。その時に、松本氏が考えてくれた案が以下のようなものです。
▼インフェル・ピラ▼
元々は「天界の塔」に貫かれる形で存在していて、何らかの事件により引きはがされた、という大胆な設定になっています。何故このような話になったのかと言えば、「インフェル・ピラはどうやって導力を供給しているのか」という話になったためです。初期の結論としては、ソル・マルタと同じく第一塔からの導力をもらう為、天界の塔から導力ラインをインフェル・ピラに引き込んで動かしている、という設定だったわけです。その後、さすがにそれは依存しすぎという考えになり、メタファルスの歴史設定を詰めているときに、設定資料集にも載っているように、I.P.D.から導体波を分けてもらい、それをエネルギーとして貯蓄する形になっています。
次にソル・マルタですが、これをデザインした時にも没案がありました。アルトネリコⅠをプレイしたことがある人には、ちょっと面白い案ではないかと思います。
▼ソル・マルタ没案▼
シルヴァホルンを応用した形の案ですね。ソル・マルタはシルヴァホルンより遙か昔に作られたものですし、関連性は皆無ですので、この案は没になりました。また、ソル・マルタは大地の心臓を模したデザインになっています。この設定的にも、ホルンの案は少々無理があります。現在採用されている案は、この案の対案として一緒にもらったものであり、デザイン的にも設定ととても合っているため、一発で採用となりました。
さて、次回は個々の街についての創成エピソードをお話ししていきたいと思います。どこの街からお話しするか、それはこれから考えることとします。
それでは皆さま、次回又お逢いしましょう。